■2014年3月30日〜
・羽田国際線の発着便の増加
年間発着回数6万回→9万回(国際線のみ、国内線は35.7万回/年)
就航先の増加
17都市から23都市に(ハノイ、ホーチミン、マニラ、ミュンヘン、バンクーバー、ジャカルタ新規就航)
6月にドーハ新規就航
7月にトロント新規就航、17か国25都市に
・ターミナル施設の増改築
159000平米→236000平米(約1.5倍)
固定スポット(搭乗口)10から18に増加
チェックインカウンター96ポジション(4アイランド)から144ポジション(6アイランド、「L」「K」新設)に増加
バスゲート4ゲートから9ゲートに
保安検査場1カ所から2カ所に
到着ターンテーブル5基から7基に増設
駐車場7階から9階に増設(約2300台から約3000台収容に)
免税店、専門店、外貨両替所増設(出国後)
携帯レンタル「ドコモ・ワールドカウンター羽田」、エクスコムグローバルWi-Fiルーターレンタル店増設
24時間営業のフードコート新設
叙々苑(焼肉)
六厘舎(ラーメン、つけ麺)
夢吟坊(京うどん)
BEER CLUB Verre Tokyo(ビアカフェ)
CAFE & DINER Pista(カフェ)
Japanese Bistro うららか(和食、稲庭うどん、焼き鳥)
カフェ カーディナル(カフェ)
チャウダーズ(スープ)
ドンピエールジェット(カレー、洋食)
バーレイジ(バー)
魚がし日本一(寿司)
甚六 Anti(お好み焼き)
日本の味 Suginoko すぎのこ(和風居酒屋)
箱根宮ノ下 FUJIYA HOTEL On the TOAST(カフェ)
・TIATスカイラウンジ増設
・イスラム教徒のための祈祷室(Prayer Room)設置(出発階出国前エリアチェックインカウンター「L」付近
・ターミナル屋上に太陽光パネル設置(出力1000kW)
・ANA関連
ANA乗り継ぎ専用バスの運行開始
→ANA国内線とANA国際線の乗り継ぎの場合ターミナル間を最短で移動できるバスの運行開始(最終目的地までの手荷物預かりが完了している場合)
国内線乗り継ぎ手荷物カウンターの設置
→海外の出発地において、国内の最終目的地までの手荷物を預け、搭乗手続きを済ませた場合は乗り継ぎ時に手荷物預け専用カウンターを利用可能
ラウンジ拡張と新設とANA SUITE LOUNGEのメニュー刷新
→拡張により座席数が約2.5倍、シャワー台数は現在の2倍以上に、拡張エリアに新設ラウンジ設置
・JAL関連
サクララウンジ拡張と新設
→現在のラウンジを拡張、ターミナル拡張エリアにラウンジ新設、ラウンジ面積は現在の約2.5倍に、座席数265席から585席に拡張
JAL専用乗り継ぎバスの運行開始
→JAL国内線34都市から、国際線への乗り継ぎがスムースに(国内線から国際線への最短乗り継ぎ時間は60分、国際線から国内線への最短乗り継ぎ時間は70分)
手ぶらでターミナル間を移動可能
→出発空港で国内線のチェックインと同時に国際線のチェックイン、手荷物預かりも可能に
■2014年4月1日〜
・羽田国際空港、旅客取扱施設利用料の額の変更
出発旅客
大人(満12歳以上)2000円→2570円
小人(満2歳以上12歳未満)1000円→1280円
乗り継ぎ客
大人(満12歳以上)1000円→1280円
小人(満2歳以上12歳未満)500円→640円
■2014年9月末
・ロイヤルパークホテルザ羽田開業
■参考
2013年羽田空港利用者数 6873万人
■今後の羽田空港のさらなるインバウンド誘致や国内客ハブ機能の需要のため、E滑走路(羽田空港第5滑走路)の新規着手が望まれます。工期は約6年弱とも言われているので、東京オリンピックまでには待ったなしの状況が2014年です。
また、羽田空港の国際線発着枠増加により、昼間の利便性は向上し、国際線ターミナル内に24時間営業のレストランが新設されるなど、サービス向上もしていますが、いまだ、羽田空港への交通機関は24時間体制ではありません。国土交通省では26年度に当面の対応策として、2つの課題を提起しています。
1.深夜早朝時間帯における空港アクセスの改善
・平成26年度、羽田空港と都心を結ぶバスの実証運行等の調査を実施
→関係機関との連携、アンケート実施、2014年冬ダイヤより深夜早朝時間帯の新規、増便分の着陸料割引
・平成26年3月の国際線増枠に合わせ、一部バス路線で運行ダイヤを改善
→新宿方面発羽田空港行きバスの増発(6時〜7時台発)、羽田空港国際線発新宿駅経由池袋駅行きの最終便バス運行時間の20分繰下げなど
・優良タクシー乗り場の設置
→平成26年1月20日より、国際線タクシー乗り場を優良タクシー乗り場として運用開始
・平成25年12月、台風や大雪等により国内線で大規模な遅延が発生した場合における深夜輸送(臨時バス・タクシー)の確保の仕組みを改善
→連絡体制の強化により、臨時バスの運行状況伝達を行う
2.繁忙期における駐車場・構内道路の混雑緩和と公共交通機関の利用促進
・平成26年度、高速道路のサービスエリア、パーキングエリアで繁忙期の前に電子広告を掲示するなど公共交通機関利用促進に向けたPRを実施
・平成26年度、駐車場料金を改定(長期間の駐車に係る割引料金の見直し)
3.その他
・羽田空港を利用する訪日外国人の利便性向上のため、平成26年3月1日より羽田空港国際線ターミナル駅、羽田空港国内線ターミナル駅等において無料公衆無線LANサービスを開始(鉄道事業者)
・国内線タクシープール(第1タクシー待機場)の改修工事を平成26年度に実施
・24時間店舗を国際線ターミナルに設置
*参考資料
JALホームページ
ANAホームページ
国土交通省資料
一般社団法人日本埋立浚渫協会技術部会羽田WG資料「羽田空港第五(E)滑走路増増設に冠する研究報告」