日本政府観光局(JNTO)が19日、2015年7月の訪日外客数を発表した。それによると前年同月比で51%増加し、191万8千人となり、これは7月としては過去最高となり、年間を通じた単月でも過去最高となった。また2015年度の累計は7月で1000万人を突破し1106万人となった。
継続している円安や訪日のプローモーションが需要を喚起し、また航空路線の拡大、クルーズ船の寄港増加、など複数の要因で拡大したとみられる。
市場別では中国が前年同月比105.1%増の57万7千人と全市場を通じて単月最高を記録した。また台湾、香港、インドネシアも単月で過去最高となった。
引き続き8月もクルーズ船の寄港、日韓航空路線の運航再開など送客が伸びる見込みとなっている。