京都嵐山落柿舎周辺
京都嵐山落柿舎周辺

京都市の嵐山というと、思い浮かべるのは渡月橋、倉木麻衣さんの歌でも更に有名になりました。嵐山の駅周辺や天龍寺はいつも観光客でいっぱいになっていますが、嵐山の本当の良い観光地は、別の場所にあります。それが奥嵯峨地域の鳥居本化野(とりいもとあだしの)です。嵐山に行ってこの地域に行かないのはもったいないくらい、京都らしい奥ゆかしさと静けさを残す場所です。その入り口となるあたりに「落柿舎(らくししゃ)」はあります。ここだけぽつんとあるのが不思議なくらい、古い建物は意外と目立つ状態で目に入ります。落柿舎は松尾芭蕉が訪れ、「嵯峨日記」を書きました。落柿舎の名前の由来は庭に柿の木が40本あったのですが、その柿の実が一夜のうちにほとんど落ちたことが由来だと言われています。

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