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観光庁が「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」を実施

観光庁は「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート」を行い、総数5,332件の回答をとりまとめた。成田国際空港、東京国際空港、関西国際空港を中心とした空港・港湾等にて、訪日外国人旅行者を対象に、旅行中困ったこと、受入環境(多言語対応、通信環境、公共交通等)へのニーズ、満足度等を調査した結果、旅行中最も困ったことのトップは「施設等のスタッフとコミュニケーションが取れない」だった。施設では多言語対応になってきてはいるが、外国語を話せるスタッフが極端に少ないため、コミュニケーションが取れないことを困ったことのトップにあげている人が一番多かった。他には多言語表示の少なさやわかりにくさが2番目、3番目は無料公衆無線LAN環境だった。
街で見かける外国人旅行者はスマホなどを使用して自分で調べているケースが多いように思うが、実際WiFiを利用して調べる場合接続できない状態になるため、スタッフともコミュニケーションが取れず困った姿が思い浮かぶ。

ただ、困ったことの中には「困ったことはなかった」と回答する人も約30%いたため、予め日本の情報を仕入れてきている外国人旅行者も多いと思われる。

WiFiは鉄道などの移動中に使用できないケース
が多く、移動中にこそネット接続できる環境が望まれているのではないかと分析する。

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